Googleフォームでアンケートを作っているとき、「この質問、Aと答えた人には聞いてほしいけど、Bと答えた人には関係ないんだよな……」と悩んだことはありませんか?
例えば、親睦会の出欠確認。
- 出席する人には「アレルギーはありますか?」と聞きたい。
- 欠席する人には「欠席の理由」を聞きたい。
このように、相手の答えに合わせて「次に出す質問を自動で切り替える機能」のことを、Googleフォームでは「セクション移動(条件分岐)」と呼びます。
1. 「条件分岐」を使うとどう変わる?(具体例)
もしこの機能を使わずにアンケートを作ると、回答者の画面にはこのように表示されます。
【設定していない場合の画面】
- お名前:[ ]
- 出欠確認:( ) 出席 (●) 欠席
- アレルギーはありますか?:[ ] ←「欠席するのになぜ?」と困惑
- 欠席の理由を教えてください:[ 仕事のため ]
一方、「条件分岐」を使うと、相手に合わせて画面が自動で切り替わります。
| 回答者が「出席」を選んだら | 回答者が「欠席」を選んだら |
| 自動で「参加者用ページ」へ | 自動で「欠席者用ページ」へ |
| ・アレルギーの有無 | ・欠席の理由 |
| ・飲みたいお酒の種類 | ・みんなへの一言メッセージ |
| → 最後まで答えて「送信」 | → 最後まで答えて「送信」 |
このように、自分に関係のない質問を飛ばして、必要なことだけを答えられるようになります。
2. どうやって仕組みを作るの?「セクション」の考え方
イメージとしては、アンケートを複数の「部屋」に分ける感覚です。
- 1ページ目(受付): お名前と出欠を聞く。
- 2ページ目(出席者の部屋): 参加者向けの詳しい質問。
- 3ページ目(欠席者の部屋): 欠席者向けの質問。
設定は簡単です。最初の質問(出欠確認)に、「出席なら2ページ目へ」「欠席なら3ページ目へ」という行き先案内を設定するだけです。
3. 設定の3ステップ
- セクション(ページ)を分ける: 質問を追加するメニューの、一番下にある「二本線(=セクションを追加)」ボタンを押して、ページを3つ作ります。
- 条件分岐の設定をオンにする: 出欠を聞く質問(ラジオボタン形式)の右下にある「︙」を押し、「回答に応じてセクションに移動」にチェックを入れます。
- 行き先を指定する: 各選択肢の横に出てくる「次へ進む」という文字をクリックして、「セクション2へ移動」などを選びます。
4. 注意点:最後は必ず「送信」で終わらせる
一つだけ、初心者がハマりやすい「落とし穴」があります。
例えば「出席者の部屋(2ページ目)」が終わった後、そのままにしていると、次に「欠席者の部屋(3ページ目)」が勝手に出てきてしまうことがあります。
2ページ目の最後にある設定を「フォームを送信」に変えておくことで、出席者は3ページ目を見ることなく、そのままアンケートを完了させることができます。
まとめ:回答者の「面倒くさい」をなくそう
「条件分岐」は、相手の時間を奪わないための、とっても優しい「おもてなし」の機能です。
- 回答者は自分に関係あることだけ答えればいいので、ラク。
- 作成者はムダな回答が混ざらないので、集計がラク。
お互いにハッピーになれるこの機能、まずは「参加・不参加」のようなシンプルな二択から試してみてはいかがでしょうか?これが使いこなせると、周りの方から「このアンケート、答えやすくて助かるよ!」と褒められること間違いなしです!

