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スプレッドシートの容量制限を知らないと業務が止まる?今すぐできる対処法まとめ

「Googleスプレッドシートの容量って、どこまで使えるの?」 
「容量がいっぱいになったら、どんな問題が起きるんだろう?」 

このような疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

Googleスプレッドシートは日々の業務で活用できる便利なツールですが、Googleドライブの空き容量が不足すると、使用が制限される場合があるため注意が必要です。  

容量の仕組みを理解しないまま使い続けていると、突然スプレッドシートが開けなくなったり、大切なデータが保存できなくなったりする恐れがあります。  

そこで本記事では、そうしたトラブルを未然に防ぐための対策を解説します。

この記事でわかること
  • GoogleスプレッドシートとGoogleドライブの関係
  • 容量オーバーで起きるトラブルとその回避法
  • Googleドライブの容量を増やす方法と料金の目安

容量不足によるエラーの回避方法はもちろん、現在の保存状況を確認する手順や、自分に合った有料プランの選び方まで丁寧に紹介しているので参考にしてください。

目次

Googleスプレッドシートの容量制限とは?

まず結論からお伝えすると、Googleスプレッドシート自体には、ファイルサイズに関する明確な上限は設けられていません。

1つのスプレッドシートあたりの容量上限はありませんが、スプレッドシートのデータはすべてGoogleドライブに保存されるため、実際にはGoogleドライブの保存容量の上限がスプレッドシート全体の利用可能な容量を決めることになります。

そのため、スプレッドシートを快適に利用するには、Googleドライブ全体の空き容量を把握しておくことが欠かせません。

ここでは以下の内容について、詳しく解説していきます。

  • スプレッドシートはGoogleドライブに保存される
  • Googleドライブの容量制限とプラン

スプレッドシートはGoogleドライブに保存される

スプレッドシートのファイルは、全てお使いのGoogleドライブ上に保存されます。

ローカルPCではなくクラウド上にあるため、どの端末からでもインターネット経由でアクセス可能です。

ファイル容量自体はそれほど大きくありませんが、画像や図形を多く挿入したり、数万行を超えるデータを扱ったりする場合は、想定以上に容量を消費することがあります。  

さらに、Google Apps Scriptや外部サービスとの連携機能を利用している場合も、ファイルの構造が複雑になり、保存されるデータ量が増える原因となります。

スプレッドシートを作成するだけでなく、Googleドライブの保存先としての特性を理解しておくと、容量不足による予期せぬトラブルを回避しやすくなるでしょう。 

Googleドライブの容量制限とプラン

Googleドライブには保存容量の上限があり、無料で使える範囲に加えて、有料で容量を拡張できるプランも用意されています。

Googleアカウントを持っていれば、誰でも15GBの保存容量を無料で利用できますが、この容量はGoogleドライブだけでなく、GmailやGoogleフォトとも共有されているため注意が必要です。

ファイルや写真、メールが増えてくると、想像以上に早く容量がいっぱいになることもあります。

もし、容量が不足した場合には、「Google One」という有料プランに切り替えることで、保存できるデータ量を増やせます。

各プランの料金や容量の違いを以下の表にまとめているので、参考にしてください。

プラン名容量月額料金(税込)
無料15 GB0円
ベーシック100 GB約290円(月額)/2,900円(年額)
プレミアム2 TB1,450円(月額)/14,500円(年額)
AIプレミアム2 TB2,900円(月額)

まずは15GBの無料プランで試してみて、容量が足りなくなった場合に必要な分だけ有料プランで増やす方法が、無駄なく利用できるのでおすすめです。

また、企業の場合はGoogle Workspaceの契約もおすすめです。

Google WorkspaceはGoogleが提供するグループウェアで、ドライブやスプレッドシートだけでなく、Gmail、カレンダー、ドキュメント、Meet(ビデオ会議)、Gemini(AI)といった、ビジネスに必要なツールが一つにまとまっているサービスです。

契約プランによって保存容量の調整もできるため、従業員は容量制限などをあまり気にせず業務に活用できるようになるでしょう。

スプレッドシートはセルの上限がある

スプレッドシートは、前述のとおりファイルサイズとしての容量制限はありませんが、セルには1ファイルあたり1000万セルの上限があります。列数に関しては18,278列(列ZZZ)まで対応しています。

1000万セルはデータ量に換算してもかなり多いため、関数なども含めている場合は1000万セルの上限に達するまでにPC側で処理が重くなってしまったり、処理できなくなってしまうと考えられます。

そのため、通常の業務利用であれば、セル上限はそれほど気にする必要はありませんが、上限が設定されていることだけ知っておくとデータが肥大化するまえに準備ができるでしょう。

スプレッドシートの容量が原因で起きるトラブルとリスク

スプレッドシートの容量が増えすぎると、業務効率の低下やデータ損失といったトラブルやリスクにつながります。

ここでは、スプレッドシートの容量が原因で発生しやすい具体的なトラブルや、想定されるリスクについて詳しく解説します。

動作遅延やフリーズのトラブル

スプレッドシートの容量が増えると、処理速度や動作に不具合が出やすくなります。

なかでも多いのが、スクロールや入力操作のたびに起きる動作遅延やフリーズです。

関数を多く含んだファイルでは、計算が完了せず反映エラーが起きるケースもあります。

さらに、容量が上限に近づくと、自動保存が停止したり、他ユーザーとの共有機能が正しく動作しないこともあります。

このようなトラブルは、作業効率だけでなく上書きや自動処理の中断リスクなどもあるため、データの信頼性にも影響を及ぼしてしまうでしょう。

容量制限で発生しうるリスクと影響

スプレッドシートの容量制限に達すると、業務全体に影響を及ぼすリスクがあります。

なかでも深刻なのが、ファイルを開けなくなったり、追加保存ができなくなったりするケースです。

こうしたトラブルが起きると、作業が中断されるだけでなく、対応策に追われたりその間のデータ整理の問題が起きたりし、やがてはスケジュールの遅延や取引先への連絡ミスにもつながります。

たとえば、商品在庫や工程の進捗をリアルタイムで管理しているファイルが開かなくなれば、現場との連携が滞り、業務が一時停止するおそれがあります。

取引先との情報共有が止まったり誤った情報を提供してしまった場合には、信頼を損なってしまいます。
こうしたリスクを回避するには、ファイルを定期的に分割したり、古いデータを別のファイルに移したりするなど、日頃からの容量対策が不可欠です。

Googleドライブの容量確認方法

Googleドライブの容量は、GoogleドライブのウェブサイトやGoogle Oneのストレージページから確認できます。

まずはGoogleドライブにアクセスしてみましょう。

画面左下に「保存容量」という項目が表示されており、そこをクリックすると、現在の使用状況と空き容量をすぐに確認できます。

さらに詳しく知りたい場合は、Google Oneのストレージページを使うと便利です。

このページでは、Googleドライブだけでなく、GmailやGoogleフォトがどれくらいの容量を使っているかも一目でわかります。
そのため、どのサービスが多くの容量を消費しているかがひと目でわかり、無駄のないストレージ管理ができるでしょう。

定期的に確認する習慣をつけておくと安心です。

Googleドライブの容量オーバー時の対処法

Googleドライブの容量が上限に達すると、ファイルが保存できなくなるなど業務に支障が出ます。そのような事態を避けるためにも、以下の対処法を知っておくことが大切です。

  • 不要ファイルの整理・削除
  • 共有設定やリンク方式の見直し
  • 他サービスとの併用(オフロード)
  • 専用ツールやノーコードツールの導入

不要ファイルの整理・削除

Googleドライブが容量不足になった場合、まずは不要なファイルを整理・削除しましょう。

特に容量を大きく消費する動画ファイルや高解像度の画像ファイル、重複したファイル、古いバックアップデータなどを重点的に見直してください。

たとえば、数年前のプロジェクトで使ったPDF資料や、修正履歴として残ってしまったWordファイルが対象になります。

不要なファイルが増えると、必要なデータの保存が難しくなるだけでなく、検索に時間がかかり業務効率も下がってしまいます。

こまめな整理を習慣づけることで、常に快適な環境を維持できるでしょう。

共有設定やリンク方式の見直し

Googleドライブの容量を効率的に使うには、ファイルの共有設定やリンク方式を見直すことも欠かせません。

特に、チームや組織で共有運用している場合は、意図せずファイルが複製されていることがあり、気づかないうちに容量を圧迫していることがあります。

たとえば、資料を共有する際に「編集権限付きでコピーを作成」を選択すると、元のファイルと別にコピーが生成され、どちらも容量を消費してしまいます。

さらに、「リンクを知っている全員が閲覧可」の設定になっていると、関係者以外の人にもダウンロードされやすくなり、別のアカウントやドライブでファイルが複製されるおそれもあるでしょう。

こうしたトラブルを防ぐためには、「閲覧権限のみを付ける」「特定のユーザーに限定して共有する」など、必要最小限の範囲にとどめる共有設定が効果的です。

他サービスとの併用(オフロード)

Googleドライブの容量を節約する有効な方法として、他のクラウドストレージサービスとの併用(オフロード)があります。

全てのファイルをGoogleドライブに保存するのではなく、用途やファイルの特性に応じてサービスを使い分けることで、効率的なデータ管理が可能です。

たとえば、写真や動画の保存にはGoogleフォトやOneDrive、Dropboxなど、より大容量のストレージが提供されているサービスを利用しましょう。

複数のサービスを併用することで、Googleドライブの容量を圧迫せずに、必要なデータを適切に管理できます。

ノーコードツールの導入

Googleドライブの容量管理を効率化したい場合は、業務に特化した専用ツールや業務データの管理ができるノーコードツールの導入を検討してみましょう。

業務に対応した専用ツールを使えば、スプレッドシートの上限を気にせずに管理しやすくなるでしょう。
また、ツールに搭載された様々な機能なども活用すれば、業務の効率化にもつながります。

もしライセンス料の悩みや現状の業務と一致するツールが見つからない場合は、ノーコードツールの導入もおすすめです。
ノーコードツールは自社の業務にあった業務アプリを、プログラミングせずに作成できるツールのことです。

ノーコードツールを活用することで、スプレッドシートの上限問題を解決し、なおかつ業務にあった業務アプリとなります。

また、特定の条件に合ったファイルを自動で分類したり、一定期間アクセスされていないデータを定期的に削除する設定なども可能なため、自動化などの推進も可能です。

こうした仕組みを整えておけば、日常的な作業の負担を軽くできます。

ノーコードツールについて詳しく知りたい方は、ぜひ以下の記事もご覧ください。  

Googleドライブの容量を増やす方法と料金

Googleドライブの容量を増やしたい場合は、有料プラン「Google One」にアップグレードするのが基本的な方法です。

無料アカウントでは15GBまで利用できますが、この容量はGoogleドライブ、Gmail、Googleフォトの合計となるため、すぐに上限に達してしまうことがあります。

Google Oneの個人向けの一般的なプランは以下の通りです。

プラン名容量月額料金(税込)
無料15 GB0円
ベーシック100 GB約290円(月額)/2,900円(年額)
プレミアム2 TB1,450円(月額)/14,500円(年額)
AIプレミアム2 TB2,900円(月額)

上記のプランは、Google OneのウェブサイトやGoogleドライブアプリから簡単にアップグレードできます。

Google Oneの料金は、月払いと年払いのどちらかを選べます。
年払いを選択すれば、ひと月あたりの費用を抑えられるため、継続して使いたい人におすすめです。

もし法人としてGoogleドライブを含むGoogle Workspaceを利用する場合は、前述のとおり別の料金体系があります。

プラン名容量月額料金(1年契約の場合)
Starter30 GB800円/1ユーザーあたり
Standard2 TB1,600円/1ユーザーあたり
Plus5 TB2,500円/1ユーザーあたり
Enterprise5 TB要お問い合わせ

Google Workspaceの導入は全社的な取り組みとなるため、従業員数などをよく考えたうえで導入を検討しましょう。

Googleドライブの容量に関するよくある質問

ここでは、Googleドライブの容量に関するよくある質問をまとめました。

  • 共有ファイルは誰の容量にカウントされますか?
  • ストレージがいっぱいになるとどうなりますか?
  • 有料プランに切り替えるタイミングの目安は?

疑問を解消して、Googleドライブをより快適に利用しましょう。

共有ファイルは誰の容量にカウントされますか?

共有ファイルの容量は、そのファイルを作成したオーナーのストレージにカウントされます。

共有された側がファイルを自分のドライブにコピーした場合のみ、コピーした側の容量にカウントされます。

そのため、共同作業で多くのファイルを扱う際は、誰がファイルを作成し、誰の容量が使われているのかを意識するとよいでしょう。

ストレージがいっぱいになるとどうなりますか?

Googleドライブのストレージがいっぱいになると、新しいファイルをアップロードできなくなります。 

また、Gmailでは新しいメールを受信できなくなり、Googleフォトも新しい写真や動画のバックアップが停止します。

有料プランに切り替えるタイミングの目安は?

有料プランへの切り替えを検討するタイミングの目安は、無料プランの15GBがほぼいっぱいになったときです。

ただし、日頃からGoogleドライブ、Gmail、Googleフォトを頻繁に利用し、写真や動画などの大容量ファイルを多く保存する人は、早めに切り替えておくと安心です。

まとめ

この記事では、Googleスプレッドシートの容量がGoogleドライブの容量に依存していることや、Googleドライブの容量制限、その対処法や管理方法について詳しく解説しました。

主なポイントは以下の通りです。

  • GoogleスプレッドシートのデータはGoogleドライブに保存されており、実質的にはドライブの容量がスプレッドシートの制限となる
  • スプレッドシートのセル数には1000万セルまたは18,278列(列ZZZ)の制限がある
  • 容量が増えると動作の不安定化や保存エラーが発生し、業務の中断やデータ損失につながる可能性がある
  • 容量対策として、ファイル整理や他サービスとの併用、ノーコードツールによる自動化、Google Oneの有料プランへの切り替えが有効

容量不足によるトラブルを防ぐには、日頃から使用状況を把握し、定期的にストレージを整理することが欠かせません。

特にチームや複数人で運用する場合は、共有設定の見直しや自動整理の仕組みも取り入れると、無駄な容量消費を防げます。

Googleドライブの容量に不安がある方は、まず保存状況を確認したうえで、自分に合ったプランや管理方法を検討してみてください。

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